妊娠高血圧症候群

子宮内の血流が悪いと赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届かず、
“妊娠高血圧症候群” に見られる症状が表れやすくなります。

栄養も酸素も少ないよう

妊娠高血圧症候群って?

妊娠中に高血圧になる状態を “妊娠高血圧症候群” といいます。

骨盤がゆるむと、内臓が下がり、子宮内の血液の流れを圧迫します。すると血流が悪くなり、古い血液もたまりやすくなります。また、これと同じことが腎臓でも起こるので腎臓が弱り、タンパク尿が出て血圧が上がります。

すると胎盤にいく血液も減るので、胎盤が弱り、赤ちゃんに十分な酸素と栄養が行き渡らなくなります。

他にも、お腹を締めつけることも、血流の滞りにつながります。詳しくは「お腹を締めつけると?」をご覧ください。

ポイントは「血のめぐり」

ポイントは「血のめぐり」

骨盤高位の姿勢で体操をして内臓を上げましょう。子宮が元の位置に戻り、血流も良くなるので、胎盤の中にも新鮮な酸素と栄養が行き渡るようになり、妊娠高血圧症候群に見られる症状が軽減します。

さらに子宮の位置を保てるようトコちゃんベルトで骨盤を支えましょう。また、呼吸法を加えることで、より血流が良くなります。

セミナー発表

セミナー発表

現・浜松医科大学 名誉教授の金山尚裕先生が、2005年の日本助産師会関東甲信越ブロック研修会にて「妊娠高血圧症候群の予防には骨盤内の血液循環を改善するのがまず大切です」と講演されました。

トコちゃんベルトに関する各種研究発表はこちらをご覧ください。

骨盤ケアって?

それは、妊娠・出産・育児と、お母さんの体の悩みを軽くする
“体づくり” のキーワードです。