赤ちゃんは、上手におっぱいを飲んでくれますか?
赤ちゃんの向きぐせは母乳育児に関係しています。
上手に飲めない理由のひとつに、
向きぐせがあります



赤ちゃんの向きぐせがあると
口を大きく開けにくくなる
- 舌も出にくい状態
- 乳首の先が切れる
赤ちゃんの体が反り返る
- うまく乳首をくわえにくい
上手におっぱいを飲むためには
- ①大きく口を開けて
- ②しっかり乳首をくわえ
- ③舌を乳首にまきつけること
- が必要です。
お母さんのおっぱいの状態は…
おっぱいトラブルには2つの理由が
母乳の出が良くない、発熱、しこりなど、おっぱいトラブルはいろいろ。その理由は主に2つですが、これは人間が立って歩く動物(直立二足歩行)であることが関係しています。
立って歩く姿勢
四本足で歩く動物は、おっぱいが胴体から直角に垂れ下がっているので、血液がよく流れます。
ところが、人間の場合はおっぱいがななめ前に垂れ下がっているので、血液が流れにくいのです。特に下がり気味のおっぱいでは、血管がヘアピンカーブのように強く曲がって、ますます血液が流れにくくなります。
背骨のゆがみ
おっぱいの裏にある背骨がゆがむと、周囲の筋肉の働きがにぶくなり、血液やリンパの流れも悪くなります。すると、赤ちゃんが飲み残したお乳が固まり、乳腺炎になりやすいのです。
また、おっぱいの基底部がこって硬くなることも血流の悪さにつながります。




母乳育児を上手くすすめていくために
母乳育児をすすめていくためには、赤ちゃんの向きぐせをケアすることや、お母さんの体づくりも大切なのです。