比べてみよう[お腹の形]
妊娠中、赤ちゃんとママが快適に過ごすには、お腹はきれいな“まるい形”が理想的。
ですが最近は、下がり気味のお腹の方が増えています。
この記事では、どうしてお腹の形が変わるのかをご説明します♪
骨盤のゆるみ
妊娠すると出産に向けて全身の筋肉や靭帯をゆるませるホルモンが分泌され、骨盤がゆるみます。
すると、重力に引っ張られて内臓が下がる(内臓下垂)ので、お腹も下がり気味の形に。
また、落ちてきた内臓は子宮を押してしまうので、まるい形を保てずに細長くなったり、お腹が張りやすくなったりします。
生活の違い
現代の生活は昔と比べると、歩く・立つ・しゃがむといった動作が減り、足腰の筋力を使わなくなってきているので、骨盤周りの筋肉も弱くなっていると言われています。
そこに妊娠するとホルモンが分泌されるので、骨盤がゆるみ過ぎてしまうのです。
腹直筋離開

お腹の筋肉(腹直筋)の真ん中にある“白線”とよばれる繊維がイラストのように横に薄く伸び、お腹が割れたような状態になることを“腹直筋離開”といいます。
腹直筋離開が起こる理由には
- 妊娠によって分泌されるホルモンによって起きる骨盤のゆるみ
- 生活様式の変化から、昔に比べて基礎的な筋力が低下していること
などが考えられます。
また、白線の付け根は恥骨結合にもつながっているので骨盤がゆるむと一緒に腹直筋も開いていきます。
大きくなる子宮に引っ張られてお腹も横に広がると、赤ちゃんは“まるまる姿勢”を保つことが難しくなるので、胎内姿勢にも影響が出やすくなると考えられます。
目指せ“まるいお腹”!
骨盤を整えることお母さんの体だけでなく、お腹の中の環境が変わるので、赤ちゃんも過ごしやすくなります。
まるいお腹を目指して、まずはママの体づくりから始めましょう!
STEP1:骨盤を整えよう
骨盤を整えるには、“骨盤ケアの三原則”がおすすめ!
できることから毎日繰り返し続けて、きれいな骨盤を目指しましょう☆
あげる
仰向けに寝転んでお尻を上げる(骨盤高位)と、下がった子宮などの内臓が上がりやすくなります。
内臓が上がると血液の流れも良くなるので、ふっくら温かいお腹に♪
ささえる
トコちゃんベルトで骨盤と内臓を良い状態にキープしましょう。
ととのえる
ゆるんだ骨盤はゆがみやすい骨盤でもあるので、体操で整えてあげましょう☆
骨盤ケアの三原則について、詳しくはこちら
STEP2:お腹を整えよう
トコちゃんベルトで骨盤を支えるだけではなく、お腹も下がりすぎないように支えてあげましょう♪
アイテムは「妊婦帯Ⅲ」や「おなかまき」がおすすめです。
骨盤ケアをもっと詳しく
「トコちゃんの骨盤ケア教室」(有料)では、トコちゃんベルトの使い方や手軽に続けられる骨盤ケアのコツなどをお伝えしています。
骨盤とお腹をととのえて、理想的なお腹の形を目指しませんか?
皆さんのご参加をお待ちしています\(^o^)/
※青葉スタッフが実施します
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助産師さんから学ぶ
全国の助産院などで行っている教室です。骨盤ケアを学助産師さんが担当しています。
※受け入れ対象条件は教室により異なります。詳しくは各教室にお問い合わせください。
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